写真:門傳 一彦

協働:本江正茂/東北大学・一般社団法人 SSD+ 小山田陽/H.simple Design Studio + 門傳一彦/Lidea + 玉田義一 + 松井健太郎/BLMU + 国際開発コンサルタンツ

建築用途:震災遺構(展示施設)
工事期間:2019年7月〜2020年3月
階数:地上2階
主体構造:RC造(既存)
建築面積:17469㎡
延床面積:2310.12㎡
建設地:宮城県亘理郡山元町

東日本大震災によって被災した小学校を震災遺構として保存する計画。

校舎を、津波による破壊の痕跡を極力残したまま保存・公開するために、被災校舎を保存建築物とし、適切な安全対策を講じたうえで、条例制定や建築審査会を経ることで被災したままの状態で見学者の内部立入りを伴う公開を可能とした。

内部は被災した当時、この校舎に避難して助かったときの状況を伝え残すための展示施設やガイダンスルームとして一部改修されている。